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難易度[]

難易度には、数値による難易度と譜面による難易度がある。

数値による難易度[]

曲の各譜面ごとに設定されているレベルによる難易度。一般に数値が高いほど難易度が高い。

ただし、新作が稼動するたびに前作からの引継ぎ曲のレベル調整が頻繁に行われるため、絶対的な難易度の指標とは言い切れない。レベルとして設定されている数値よりも、譜面の傾向に対する個人の得手不得手のほうがクリアの可否に与える影響が大きいと思われ、自分のクリアできる最も高いレベルの曲よりも低いレベルの曲がクリアできない事もしばしばある。

また、譜面による難易度が違う場合は数値が同じでも難易度に大きな差があると感じられる事もある。現在最新作であるAC15においてもっとも高いレベルは43(スクリーンEX、クラシック9EX)。また、家庭用専用曲にも同じくレベル43の譜面があり(クラシック8EX、カウボーイEX、もうしまEX)、BATTLEモードでは例外的にレベルの最大値が48まで存在する(オイパンク0のバトルHなど)。しかし、BATTLEではクリアの判定が無いため、この数値はただの目安にすぎない。

またAC6では「色譜面」(後述)が存在したため、この影響でほぼ全ての曲のチャレンジポイントの数値が機械的に「総ノート数÷20(小数点以下は切り捨て)」となっていた。このため、譜面によっては数値が60を超える物もあるが、これは正確には「難易度」ではないためあまり参考にはならない。

上記の数値による表記とは別に、AC5~8では「カンタン」「神かも」などの短い言葉で、AC6では最大12個、AC7~11では最大8個の星印で、それぞれ大まかな難易度表示が設定されていた(AC9とAC11の星印表示はNORMALモードのみ)。AC12からはNORMALモードがCHALLENGEモードに統合された事に伴い、ENJOYモードとEXPERTモードのみ最大5個の星印(AC15以降のEXPERTは最大10個)による難易度表記があるだけとなり、ほとんどが数値によるレベル表記に統一された。

譜面による難易度[]

CHALLENGEモードなどにおいて、譜面による難易度には以下の4種類がある。

5buttons(または5LINE、5KEYSなど / 5ボタン、5ライン)
上段・下段の両端(黄、白)を使用せず、ボタン5つでプレイするモード。モード選択後のボタン数選択画面で5ボタンを選ぶとプレイできる。もっとも難易度が低いが、「グランヂデス」など一部の曲ではNORMAL譜面に匹敵する難易度の譜面も存在する。NET対戦モードなどでは選択できない。AC5、AC7、BHでは5ライン、AC6では5KEYSと呼ばれていたが、AC8以降は「5ボタン」で統一されている。AC9のように「5ボタンにおけるNORMAL譜面」という位置づけとなっている作品もある。
NORMAL(N、または9buttons / ノーマル、9ボタン)
一般的な譜面。難易度としては下~中ほどで、初心者が慣れ始めた頃に選択すると思われる難易度。ただし一部の曲のNORMAL譜面にはHYPERに匹敵する難易度の物も存在する。初期の作品ではこの譜面について特に名称を設けておらず、5ボタンとの対比で9ボタン (9) と表示している作品もある。
HYPER(H / ハイパー)
AC3及びCS1より登場。もっともプレイ人口が多いと思われる難易度。NORMAL譜面より多くのボタンを押させるため、初心者が何も知らずに選択するとまったく反応できない場合もある。AC6以降に収録された曲には必ずこの譜面が用意されているが、初期の作品ではごく一部の曲のみの隠し譜面だったため、AC5以前の曲にはない場合が多い。
EXTRA(EX / イーエックス、エクストラ)
AC5より登場。上級者以上向けの難易度。もっとも難しく、中には画面をポップくんが埋め尽くすといったとんでもないものもある。新曲の場合、デフォルトの設定ではEXTRA STAGEでしか選択できない。以前の作品ではかつてのHYPER譜面と同じく一部の曲のみの隠し譜面といった印象であったが、現行の作品においてはほとんどの曲にこの譜面が用意されている。店舗対抗IRが終了しなければこの譜面が登場しない曲もある。

以前の作品でHYPER譜面・EX譜面が存在しなかった曲に、後の作品になってこれらの譜面が追加された例も少なくない。

曲選択画面で譜面を変更したい曲に合わせて黄色ボタンを同時押しする事で、5ボタンで始めた場合は5ボタン→9ボタン→5ボタンというようにボタン数の途中変更ができ、9ボタンで始めた場合はNORMAL→HYPER→EX→NORMALと譜面を切り替えていくことが出来る(各譜面が存在・選択できる場合のみ)。

BATTLEモードの譜面[]

BATTLEモードの譜面も、通常モードとは別の3ボタン用譜面としてNORMALとHYPERが存在するが、一部NORMAL譜面のみしか存在しない曲もある。通常のN・H譜面と区別するため、バトルNORMAL (BN) 、バトルHYPER (BH) のように呼ばれることもある。BATTLEモードの場合、譜面の切り替えは黄色ボタンを同時押しするたびに 1P:N/2P:N → 1P:H/2P:N → 1P:N/2P:H → 1P:H/2P:H → 1P:N/2P:N となっている。ただしCS10以降の家庭用版では、専用コントローラを1つだけ接続している場合を除いて、1Pと2Pがそれぞれ別々に譜面を切り替える操作となる。

初心者向けの譜面[]

上記の他、AC1~3及びCS4にはNORMALよりも簡単なBEGINNER譜面も一部の曲にのみ存在したが、5ボタン譜面の登場に伴い廃止された。

CS8のみに存在する「スタディチャンネル」では、1~9ボタンまでの任意のボタン数から選択し、収録楽曲を通常のNORMAL譜面よりも簡単な譜面でプレイ可能となっていた。この譜面は通常の5ボタン譜面を変化させたものをベースとしている。

AC13、CS12以降のENJOYモードでは、版権楽曲を中心とする一部の曲に専用のENJOY譜面が用意されている。こちらは5ボタン用、9ボタン用の譜面が共に存在し、やはり通常の5ボタン譜面やNORMAL譜面よりも簡単な譜面である。さらにCS14では3ボタン用、7ボタン用の譜面も用意されている。ENJOYモードでは、1プレイ中にボタン数の途中変更は出来ない。

特殊な上級譜面[]

また、AC6には「色譜面」、アニメロ2号には「DOUBLE」「TRIPLE」という、それぞれ通常の譜面に無音のポップ君が追加される上級譜面が存在した。色譜面のGREEN(通称緑)は各小節の初めに1個、BLUE(青)は4分ごとに1個、RED(赤)は全ポップ君に1個ずつ、それぞれ規則的に追加される(まれに、増えない箇所もある)。また、EX譜面には付けることが出来ない。アニメロ2号のDOUBLE(ダブル)は降ってくるポップ君の数が通常の2倍に、TRIPLE(トリプル)は3倍になる(もちろん同時押しとして増えるのは最大9個まで)。これも規則性はあるが、無理な配置が多発する。それぞれ同時押しが異常に多くなり、譜面によっては現在の最高難易度に匹敵、あるいは超える物もあった。

脚注[]


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